エンタテインメント事業

STEVE HACKETT

STEVE HACKETT

アンソニー・フィリップスの後任としてジェネシスに加入し、名作の数々を生み出した後ソロに転向し大きな成功をおさめ、またスティーヴ・ハウと共にスーパーグループ「GTR」を結成し、エイジアと同様にプログレッシヴ・ロックを超えて幅広いファンを獲得したスティーヴ・ハケットは、名ギタリストとして、また優れた作曲家として現在のプログレッシヴ・ロック・シーンを牽引するミュージシャンである。
クワイエット・ワールドのギタリストとして1970年に『The Road〈永遠なる回帰〉』をリリース後、ジェネシスに加入した彼は1971年の『Nursery Cryme〈怪奇骨董音楽箱〉』から1976年の『Wind & Wuthering〈静寂の嵐〉』までのスタジオ・アルバムで辣腕ギタリストとしてまた共同作曲者として活躍した後、ジェネシス在籍中の1975年に制作した『Voyage Of The Acolyte〈侍祭の旅〉』以後ソロ・アーティストとして名作の数々を世に送り出している。
彼が1996年に制作したジェネシスの楽曲を現代に再現したアルバム『Genesis Revisited〈新約創世記〉』は高評価を得てワールド・ワイドな成功を記録し、続く2012年の『Genesis Revisited II〈ジェネシス・リヴィジテッドII〉』の他、同作のツアーからのライヴCD・DVDもリリースされ、ジェネシスの楽曲の素晴らしさを再認識させた。また2015年のスタジオ・アルバム『Wolflight〈ウルフライト〜月下の群狼〉』は彼の最高傑作アルバムとして高い評価を獲得し、2016年5月に来日公演も実現した。
IACでは2019年の『Genesis Revisited Band & Orchestra Live At the Royal Festival Hall〈スティーヴ・ハケットWithオーケストラ 想像の共演~ライヴ・イン・ロンドン2019〉』やスタジオ作品の『At the Edge of Light〈アット・ジ・エッジ・オブ・ライト〜光と闇の深淵にて〉』と『Selling England By The Pound & Spectral Morning - Live At Hammersmith〈創生への憧憬~ライヴ・アット・ハマースミス 2019〉』、『Under A Mediterranean Sky〈紺碧の天空〉』、『Surrender Of Silence〈サレンダー・オブ・サイレンス~静寂の終焉〉』、『The Tokyo Tapes Live In Japan〈東京テープス~ライヴ・イン・ジャパン1996〉』増補改訂版、『Genesis Revisited Live : Seconds Out & More〈眩惑のスーパー・ライヴ2021〉』、『Live In Brighton 2022〈創世紀への新章~ライヴ・イン・ブライトン2022〉』、そして最新スタジオ・アルバム『The Circus And The Nightwhale〈サーカスと夜鯨の秘話〉』をリリース。また2023年からはスティーヴ・ハケットの名作を超高音質CDでリリースする"SACDシリーズ"がスタート。現在までのSACDリリース作品は『Genesis Revisited〈ジェネシス・リヴィジテッド~新創世記〉(1996年作)』、『Genesis RevisitedⅡ〈ジェネシス・リヴィジテッドⅡ~新創世記Ⅱ〉(2012年作)』、『Wolflight〈ウルフライト~月下の群狼〉(2015年作)』、『The Night Siren〈ザ・ナイト・サイレン~天空の美情〉(2017年作)』、『At The Edge Of Light〈アット・ジ・エッジ・オブ・ライト~光と闇の深淵にて〉(2019年作)』、『Under A Mediterranean Sky〈紺碧の天空〉(2021年作)』、『Surrender Of Silence〈サレンダー・オブ・サイレンス~静寂の終焉〉(2021年作)』、そしてクリス・スクワイアとの幻のコラボレーション・ユニット"Squackett"名義による唯一作品『A Life Within A Day〈ア・ライフ・ウィズイン・ア・デイ~創造と変革〉(2012年作)』をリリース。