エンタテインメント事業
KATATONIA
Photo by : Ester Segarra
カタトニアは1991年にドラマーでヴォーカリストのヨナス・レンクス(スウェーデン語:ヨナス・レンクセ)とギタリスト兼ベーシストのアンダース・ニーストロム(同:アンデシュ・ニーストロム)によってストックホルムで結成された。1993年にデモ版として制作されたEP『Jhva Elohim Meth... The Revival〈イーヴァ・エロイヒム・メフ...ザ・リヴイヴァル〉』が話題を呼び、同年にデビュー作の『Dance Of December Souls〈ダンス・オブ・ディセンバー・ソウルズ〉』をリリースした。その後EP『For Funerals To Come...〈フォー・フュネラルズ・トゥ・カム〉』をリリースした後、ギタリストのフレドリック・ノルマンを迎えてアンダース・ニーストロムがベースを担当する形でセカンド・アルバム『Brave Murder Day〈ブレイヴ・マーダー・デイ〉』(1996)をリリースしたが、この時には喉が不調だったヨナス・レンクスに代わってオペスのヴォーカリストであるミカエル・オーカーフェルトが参加し、翌年には同じメンバーでEP『Sounds Of Decay〈サウンズ・オブ・ディケイ〉』をリリースした。新たなベーシストとしてミカエル・オーレトフトを迎えて1998年のEP『Saw You Drown〈ソー・ユー・ドラウン〉』ではそれまでのデス・メタル・ヴォーカルからクリーンなヴォーカル・スタイル路線に転向。その後『Discouraged Ones〈ディスカレッジド・ワンズ〉』(1998)がピースヴィル・レーベルに認められ、1999年の『Tonight's Decision〈トゥナイツ・デシジョン〉』でメジャー・デビューを果たした。その後マティアス・ノルマンをベースに、そしてダニエル・リリェクヴィストをドラムスに迎えてバンド編成を確立、その後7枚のスタジオ・アルバムと4枚のライヴ・アルバムをリリース。IACでは5枚目のライヴ・アルバムであり、2020年5月9日にロックダウン下のストックホルムのグロンダール・スタジオでストリーム配信されたライヴ・アルバム『Dead Air〈デッド・エアー~ライヴ・アット・グロンダール・スタジオ 2020〉』をCD/DVDセットでリリースしている。