エンタテインメント事業

JACK BRUCE

JACK BRUCE

1943年5月14日にスコットランドで生を受けたジャック・ブルース(本名:ジョン・サイモン・アッシャー・ブルース)は幼いころからピアノやハーモニカを自在に演奏し、やがて王立スコットランド音楽演劇アカデミーで作曲を学ぶようになるが、格式ばった教育方針に嫌気がさして中退し、ロンドンに居を移してグラハム・ボンド・オーガニゼーションやジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズなどに参加し、その後エリック・クラプトンとジンジャー・ベイカーと共にクリームを結成して世界的なスターへの道を歩むことになる。クリームの解散後はトニー・ウィリアムスのライフタイムに参加、またドラマーのサイモン・フィリップスやキーボーディストのトニー・ハイマスと自身のジャック・ブルース・バンドを結成するなどフュージョン界に足跡を残し、またその後もソロとして1969年の『Songs For A Tailor〈ソングス・フォー・ア・テイラー〉』から死去の7か月前にリリースされた『Silver Rails〈シルヴァー・レイルズ〉』(2014)に至るまで14枚のスタジオ・アルバムと8枚のライヴ・アルバムをリリースした。またセッション・ミュージシャンとしてルー・リード、ゲイリー・ムーア、コージー・パウエル、ソフト・マシーンをはじめとして数多くのアルバムにその名がクレジットされている。IACではクリームの『Live In Detroit ’67 〈ライヴ・イン・デトロイト1967〉』、『Live In San Diego ‘69〈ライヴ・イン・サンディエゴ‘69〉』やまたブルース・ベイカー&ムーアの『Live At Rockpalast, Germany 2nd November 1993〈ライヴ・イン・ジャーマニー1993〉』などの貴重なライヴ盤の数々をリリース。