エンタテインメント事業

I AM THE MORNING

I AM THE MORNING

アイアムザモーニングはロシアのサンクト・ペテルブルクを拠点に活動するデュオで、2010年に結成された。ピアノ・キーボード奏者のグレブ・コリャーディンとヴォーカリストで作詞家のマリアナ・セムキナの二人のユニットだ。このユニットの特徴的の一つにグレブ・コリャーディンの弾くピアノの超絶的な技巧と表現力があげられるが、彼はリムスキー=コルサコフ記念サンクト・ペテルブルク国立音楽院を卒業したクラシック・ピアニストであり、アイアムザモーニングの活動と並行してピアノ・リサイタルも行っている。YouTubeには彼が弾くストラヴィンスキーの「春の祭典」のソロ・ピアノ版や「タンゴ」、またドビュッシーの「変り者-ラヴィーヌ将軍」の動画などがある。また、ボーカルとギターも弾くマリアナ・セムキナの力強くも澄んだ歌声は、やはりこのユニットの魅力の最たるものだろう。アイアムザモーニングは2012年に自主制作したアルバム『~』をダウンロードのみでリリースした後、Kscopeレーベルと契約し、2014年に『Belighted〈ビライティド〉』、2016年に『Lighthouse〈ライトハウス〉』、2018年に『Ocean Sounds〈オーシャン・サウンズ〉』と、いずれも非常に良質なアルバムをリリースし続けている。またグレブ・コリャーディンはソロ作品もリリースしており、『poloniumcubes〈ポロニウムキューブス〉』名義で8枚のデジタル・アルバムをリリースしているほか、2018年に本人名義のソロ・アルバム『Gleb Kolyadin〈グレブ・コリャーディン〉』をKscopeレーベルからリリースしている。またマリアナ・セムキナも2020年の2月に同じくKscopeレーベルからソロ・アルバム『Sleepwalking〈スリープ・ウォーキング〉』をリリースしている。IACでは2019年の作品『The Bell〈聖園の鍾響〉』をリリース。