エンタテインメント事業

GAZPACHO

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Photo by : Nina Krømer

ノルウェーのギタリストのヨン=アルネ・ヴィルボとキーボーディストのトマス・アンナシェンは幼なじみで以前一緒にバンドを組んでいたのだがそれは自然消滅し、その数年後の1996年に再会した際、アンナシェンがラジオ・コマーシャルのプロデューサーの仕事を通じて知り合ったヴォーカリストのヤン=ヘンリク・ウーマを引き入れてバンドを結成したのがガスパチョの始まりだ。バンド名については、メンバーがそれぞれ違った個性を持っていて、数種類の刻んだ生野菜で作る冷製スープであるガスパチョのようだという見立てによって付けられたという。2002年にダウンロードEP 『Get It While It's Cold (37°C)〈ゲット・イット・ホワイル・イッツ・コールド(37℃)〉』をリリースし、翌年には初のCDリリースとなった『Bravo〈ブラヴォー〉』を制作。2004年にセカンド・アルバム『When Earth Lets Go〈フェン・アース・レッツ・ゴー〉』をリリース、2005年には3枚目のアルバム『Firebird(ファイアバード)』をリリースしたが、このアルバムにはマリリオンのスティーヴ・ロザリーがゲスト参加している。その後も『Night〈ナイト〉』(2007)、『Tick Tock〈ティック・トック〉』(2009)、『Missa Atropos〈ミサ・アトロポス〉』(2010)、『March Of Ghosts〈マーチ・オブ・ゴースツ〉』(2012)、『Demon〈ディーモン〉』(2014)、『Molok〈モロク〉』(2015) と順調にアルバム・リリースを続け、2018年に10枚目のアルバム『Soyuz〈ソユーズ〉』をリリースした。IACでは2020年にリリースされた、人間性を形成する心の深奥にある何物かを探求する意欲作『Fireworker〈ファイアーワーカー〉』をリリース。